高速道路の逆走に関する注意呼びかけ
国土交通省の資料によると、平成28年に高速道路上で確認されている逆走事案は「249件」あります。
確認されているだけで、「二日に一回以上」のペースで逆走事案が発生しています。
道路上における逆走は、重大事故に繋がる可能性がきわめて高く、大変危険な行為です。
同データでは同事案の運転者は「75歳から79歳」が最も多く、現在の年齢ごとの人口推移(統計省データ)に年齢ごとの事故率を単純に割り当てた場合には、同様の事故は今後も増加する可能性が高い評価することになります。高速道路の運営会社では、路上のペイントの工夫や、導流帯へのコーン配置、呼びかけの掲示物の掲示など、具体的な対策を勧めている状況です。
二日に一回以上は起きている逆走事案は、他人事ではありません。
昨年、2019年には活動中の当局局員が運転する車に逆走車が接触した事案もありました。
こうした状況の中、当局としてはより多くの方々に道路の逆走に関する知見を得て頂きたいと考えており、今回は逆走に関する内容について最も解りやすいと考えられる映像作品を紹介し、異例とはなりますが注意を呼びかけさせていただきます。
紹介するのはNexco西日本が運営するYoutubeチャンネル「NEXCO西日本 (NEXCO West)」の『あぶない! 高速道路の逆走』という映像作品です。
こちらから視聴できます。
「高速道路で降りるインターチェンジを通過してしまった場合」「間違って侵入した場合」
絶対に逆走はしないでください。上記のケースにおいては通常「特別転回」という制度が利用可能です。
無人料金所の場合はインターホン。有人料金所の場合は一般レーンの人がいる場所に行き申し出て、案内に従うことで無償で間違って入った位置、または本来降りる予定だったインターチェンジまで戻ることができます。
参考資料 NEXCO西日本「高速道路は一方通行。逆走は厳禁!」
https://www.w-nexco.co.jp/safety_drive/highway_rule/reverse/
※統計等の参考データ
逆走事案のデータ分析結果-国土交通省
https://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-council/reverse_run/pdf03/03.pdf
年齢ごとの人口推移-統計省
https://www.stat.go.jp/data/jinsui/pdf/201912.pdf
(RS公安東京総司令本部局 広報部)
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